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女性の日とミモザの花

3月の行事といえば、日本では「ひな祭り」。いわゆる「女の子の日」。あくまで「女の子」の日であり、既に「女の子」ではなくなってしまった大人の女性の日ではありません。

一方イタリアには「女性の日」があるのです。3月8日!=これぞ「女性の日」、「FESTA DELLA DONNA〔フェスタ・デッラ・ドンナ〕」
つえを付いたおばあちゃんも、おしりの大きなマンマも、お化粧バッチリのおば様も皆DONNA (ドンナ=女性)。ミモザの花束で祝ってもらえるのです!

なんとも「イタリアらしい~」と思いきや、起源はちょっと悲しいもの。
1908年、ニューヨークの繊維工場で働く女性労働者が労働条件アップを求めストライキを敢行。怒ったオーナーが工場に火をつけ、そこにいた女性労働者129名を蒸し殺してしまった、という衝撃的な事件がありました。これをきっかけに、3月8日が「国際女性デー」という女性解放の国際的記念日となり、その喜びとエネルギーを表現するシンボルとして、黄色いミモザの花が選ばれたのです。

女性の日に行ったレストランのテーブルにもミモザが飾られます。

現在イタリアでは女性がデモ行進をするというよりは「日ごろお世話になっている女性に男性がミモザを贈り感謝をする日」であり、女性にとっては春到来とともにミモザをプレゼントされるうれしい日。花屋にはミモザだらけ、「ワゴンのミモザ売り」まで現れます。

春一番に咲く花、ミモザを祝い、3月末には夏時間にもなり、やっと長かった冬が終わり、イタリアの本領発揮の季節の到来です。

2週間くらいの短期留学でもいかがでしょうか?

職人系の学校の留学後、仕事は見つかるの?

これ(リンク)、イタリア留学で職人系を目指す人にも言えることだと思います。
カバン作り学校の留学、ジュエリー学校の留学など、
職人系学校の留学は、一年間技術をしっかり身につけてもすぐにお客さんを見つけることは難しいです。

それでも好きだから
楽しいから
作り続ける人。

イタリアに居続けて、しぶとく作る人。
日本に戻って作り続ける人。

まわりになんと言われようと「作り続ける人」

そんな人が最終的に成功しています。

一年留学してみて、「ものづくり楽しい!やっぱりこれだ!」
と思った方は、「その道」を進んでください。

イタリア的にいう「天から授かった才能」なのでしょう。

留学中に「あ、違うな」と思う人もいると思います。
それはそれで、良いのです。

違う道に進めば良いのです。

http://yatax.net/2017/02/14/【どんなことにも共通するブレイクへの道】/

イタリアで大人気の音楽

イタリア語を習得するのに、何が良いかって、、
好きな歌の歌詞を覚えること!
です。
複雑な文法など考えず、そのまま一緒に歌って覚えてしまいましょう。
こちらにオススメの曲をご紹介いたしま〜す。


毎年2月にサンレモ音楽祭がありテレビで3日間にわたり音楽番組が続くのですが、今年は、67回目を迎えました。

新人歌手から、ベテラン歌手までが新曲を3日間歌い、審判と視聴者も投票できるシステムで勝者が決まります。

テレビ番組表では夜中の1時に番組が終わるとのことで、最後まで見ようと思っていたのですが、(日曜の夜です)当然のように、時間にルーズなイタリアのテレビ、1時になっても全然まだ終わる気配がありません、、、。

ということで、翌日に結果を聞いたのですが、今年は、Francesco Gabbani,

こちらのOccidentali’s Karma  が優勝しました。

なかなかのりのよい音楽です。アジアンブームな感じも伺えますね。



さて、タイトルの「子供達の間で大人気!」なのはこちらの曲ではなく、

こっちです。学校で暗記しなくてはならない詩は暗記できなくてもこの曲の歌詞はバッチリ覚え、振り付けもバッチリな小学生続出!ってくらいの人気です。
Tutto molto Interessante(超興味深い)

こちらの歌手、Rabio Rovazziは23歳と若い!
ビデオで、マネージャーに(以下翻訳)
「よくやった。もう一本ヒット曲作れ。」
「いや、僕、実際は、、」
「実際、、なんてないんだよ。君とは20年の契約があるから。君のこれからの20年は我々のものなんだよ」
「…..。」(目が点)
「わかっているよね。子供とお母さんに好かれるように悪い言葉は使わないで。
彼に君の指導をたのんだので。、わかったら、もう行っていいよ。」
「あの、あなたの言いたいことがよくわからないのですが、、」
「何言ってるんだよ。若者の好きな、、携帯とかの、、あれだよ。」
「Instagramですか?」
「そ〜〜。それ。素晴らしいアイデアだね。そ〜いうの使って。よろしく」

ということで、この曲が始まるのでうす。
(子供が好きなはずですね。やっちゃダメ、、とわれたことをやる。)
「どうだっていいんだよ〜」的なイタリア語のパロラッチャ(俗語)も出てくるので、いつもは学校の先生やお母さんに怒られる悪い言葉を使って子供達は大喜び!
あなたのインスタグラム チョー興味深いんだよ〜。みたいな歌です。




ついでにこちらも大人気。(最初のヒット曲)

Andiamo a Comandare

カラコン つけまつ毛