イタリアの音楽

アンナリーザ   Mon Amour

久々のブログ投稿です。
最近はインスタやYOU TUBEに力を入れていましたが、You Tubeの音楽ビデオを紹介するにはブログしかできない?
ですよね。

さて、今回紹介するイタリアの音楽は、以前も一度書いたことのある、アンナリーザの歌。

私は去年からスポーツクラブに通っているのですが、そこのZUMBAのクラスでよくかかる曲です。

ZUMBAには去年初めて挑戦したのですが、ステップが難しく、それに集中して頑張っていると楽しく汗をかき、カロリー消費!できるので気に入っています。かかる音楽も楽しいです。
最近は夜の時間帯に通うことにしているのですが、先生がラテンな感じのイタリア人女性で、スタイルがよく、黒髪でポニーテール。
以前通っていた昼のZUMBAクラスの先生は男性で結構ハードでしたが、こちらの女性の先生はより「踊り」重視でセクシーな感じ。
人気があるのか教室いっぱいです。

さて、その中でもとくに「踊り」がセクシーでかっこいいのがこちらの曲。

サビの部分:
Ho visto lei che bacia lui
私は彼女が彼にキスするのをみた
Che bacia lei, che bacia me
そして彼女にキスし、私にキスする。
Mon amour, amour, ma chi baci tu?
私もアモーレよ、あなたは誰にキスするの?

Lei, lui (na-na-na, na-na)  彼女、彼、
Lei, lui (na-na, na-na-na-na-na)彼女、彼、

のりのりのラテンな曲。
夏の海辺の夜のディスコで盛り上がりそうですね。
夏に留学した際には、ぜひ海に行ってください。

「このために生きている」と言わんばかりの夏ライフを楽しむイタリア人で溢れています。

オペラの世界。マダムバタフライ

イタリア留学といってもいろんな留学がありますが、「オペラ、声楽の留学」も少なくありません。
日本ではオペラ歌手の方と出会うことなんでめったにありませんが、イタリアに住んでいますと珍しくはありません。

フィレンツェはオペラ発祥の地としても知られていて、多くの学生が留学されています。

さて、昨晩は、私の友人のミキさんが、蝶々夫人を歌われるとのことで、旧市街の教会に夜出かけてきました。

会場はSt.Marksのアングリカン教会(イングランド国教会)です。アルノ川を渡ってすぐのVia Maggio にあります。
建物の一階にあるルネッサンス様式の建物。

舞台は長崎ということで、和風にセッティングされていました。

St, Marks Church

蝶々夫人を歌われるということは「主役」です」。
フィレンツェには多くの声楽を学ばれた方、そして日本人の歌手の方も多くいます。
そんな中、主役に選ばれたということはすごい実力なのでは、、と期待も高まります。
実力はもちろん努力、そして運もなくてはなかなかできることではありません。

蝶々夫人はプッチーニの作品で、オペラの中では特に有名ですね。

開演は20:30.
このような時は、とっても便利な「アペリティーボ」。夕食ほど時間もかからず、軽食がとれてとてもリーズナブル。
プロセッコを飲みながら、ピザや、生ハム、チーズ、などのつまみを食べて盛り上がります。

さて、いよいよです。

美しい声。とても耳に優しく、心地よい響き。
そして、すばらしい表現力!演技力も!
蝶々夫人といえば、明るく恋するところから、絶望、自殺まで、、。

みきさん

大きな劇場で聴くのとは違った迫力があります。かなりの至近距離での歌声。
シンプルな舞台に、ピアノの伴奏。

フィレンツェ在住の贅沢は、コンサートや、絵画展など、芸術三昧の日々を堪能できることです。

そしてコンサートが終わった後、ライトアップされたアルノ川を渡り、美しいトルナブオー二通りを歩いて帰るのもまた楽しい一時です。
夜もひときわ美しいフィレンツェ。

楽しいセラータでした!

ジョルジア Come Neve


今イタリアで流行っている、音楽のご紹介。
イタリア女性シンガー 第3弾!
「ジョルジア」
もうベテラン歌手です。4オクターブの声がでるとか。
1992年から活動していて、アメリカや南米でもデビューしています。
12枚のアルバムを出し、合計700万枚もの売り上げのある、イタリアを代表する女性アーティスト。

現在よくラジオから流れてくるのは
COME NEVE~~(コメ、ネヴェーー)(訳:雪のように)です。

和訳してみました。なんか辛い歌詞ですね。
静かに雪の中で助けを求めているような。
ちなみに、イタリア語で「歌詞」のことはTESTO といいます。

Neve insegnami tu come cadere(雪、どんな風に転べばいいのか教えて。)
nelle notti che bruciano(焦げ付くような夜に)
a nascondere ogni mio passo sbagliato(私がしてきたこと、間違ってきたことを隠すには)

E come sparire senza rumore(音を出さずに、消えてしまうように)
scivolare nel corso degli anni(年月を滑り)
e non pesare sul cuore degli altri ma(他人の心に負担をかけずに。でも)

Non è semplice non sentire il silenzio che c’è(静けさにきずかないふりをするのはシンプルではない)
Qui non è facile guardare il cielo stanotte(今晩、空を見上げるのは簡単ではない。)

Perché quello che sono l’ho imparato da te(なぜなら、私そのものは、あなたから学んだから)
tu che sei la risposta senza chiedere niente (あなたは、何も聞かなくても 答えはわかるでしょ)
per le luci che hai acceso a incendiare l’inverno (あなたがつけた光が、冬に火をつける)
Per avermi insegnato a cadere(私に転び方を教えてれて)
Come neve, come neve(雪のように、雪のように、、)

E neve imparo da te che sai come fare(雪、あなたからどうすればいいのか、教わる)
a coprire le nostre distanze (私たちの距離を埋めるには)
a cancellarne anche solo un momento le tracce(過去の出来事を消し去るには)

Non è semplice non sentire il silenzio che c’è
Qui non è facile guardare il cielo stanotte

Perché quello che sono l’ho imparato da te
Tu che sei la risposta senza chiedere niente
per le luci che hai acceso a incendiare l’inverno
Per avermi insegnato a cadere
Come neve, come neve

Come neve(雪のように)
Neve insegnami tu(雪よ、あなたが教えて)
Come cadere(どうやって、転べばいいのか)



共作している、MARCO MEGNONI 氏はイタリア人男性歌手で初めてMTV EUROPE MUSIC AWARDS で賞をとった方です。彼もヒット曲多いです。ハスキーかつ、ソフトで、耳に優しい感じの歌声ですね。

ジョルジアのヒット曲をまとめたアルバム(iTunesへ飛びます)

カラコン つけまつ毛