Archives for 12月 2016

ナターレの歌!

このシーズンになると、テレビのコーマーシャル、ラジオなどでよく流れているこの歌。

A NATALE PUOI (ア・ナターレ・プォイ:クリスマスだからいいじゃん 訳byFWN)

イタリアのCM ソングライター FRANCESCO VITALONI作、もともとはイタリアの BAULI というお菓子(クリスマスのパンドーロなどで有名)のCMソングとして作られたようです。

日本のトヨタのコマーシャルソングも手掛けているとか。

この曲、A NATALE si può fare di PIU~~~~ と子供の声で歌っていて、
クリスマスだからさ〜〜
みたいな感じで流れてくる。
「クリスマスだから、(これ)買ってよ〜」
「クリスマスだから、、お願い〜〜」
「クリスマスだからもっと愛して」
「ナターレだから〜〜〜だから〜いいでしょ〜〜〜」
みたいな都合のいいフレーズ。
ぜひ、みなさんもこのフレーズ使って甘えてみてください。

A natale puoi cliccare いいね 〜〜
(ナターレだから、「いいね」クリックしてね〜)

BUON NATALE!

 

 

 

イタリアで救急車を呼ぶには?

イタリアで救急車を呼ぶには、

「118」番です。

カレッジ病院の入り口

いざ、、というとき焦って番号がわからなくなりますので、携帯にメモリーさせておくといでしょう。

さて、フィレンツェの旧市街にも国立の病院はいくつかありますが、車で10分くらいの郊外にCAREGGI(カレッジ)という区域があり、ここには大きな大学総合病院があります。
5200人ほどの人がここで働いているとか。
まさに病院村といってもいいほど、巨大で、いくつもの建物に分けられてもいます。

救急車を呼んだ場合、
事故などの場合はCTO(Centro Traumatologico Ortopedico:事故負傷者整形外科センター)に運ばれ、
子供の場合は、MEYERという小児科に運ばれます。

整形外科、急患の病棟。

その他の場合(心臓麻痺など)は、本館でしょう。

まずは、電話で状況を説明し、症状、家の住所、何階に住んでいるか、などを伝えます。すると10分以内くらいに来てくれます。
到着すると、その場ですばやく診察をし、救急車に乗せます。その後病院で受付をすまし、「赤」「黄」「緑」「白」に色わけされます。

急患度の高いほうが優先されます。(赤が最も急を要する人です
そのため待たせても命にかかわりがない、と判断されますと、後回しにされますので6時間ほど待たされることもあります。

イタリアでは救急車は無料です。

救急車ではなく自家用車で行く場合は、病院の”PRONTO SOCCORSO”(急患窓口)へ行き、受付窓口に行く必要があります。

小児科病棟

「死にそう!」というときには無料ですぐに診てもらえる素晴らしい医療システムですが、
命には支障はないと判断された場合は、痛みや高熱があっても待合室にいつ呼ばれるかわからない状態で長時間待たされますので、相当辛い思いをするうえ、診断料もけっこうかかります。




これらの機関は国立の病院ですが、加入を義務付けられている国民健康証のようなテッセラ・サニタリアが必要となります。

保険証のようなもの。テッセラサニタリア

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クリスマスのドルチェといえば。

イタリアのクリスマスのドルチェ(デザート)といえば、パネットーネ。もしくはパンドーロ。似たような巨大スポンジケーキなのですが、干しぶどうが入っているか、粉砂糖
を上からかけるかどうか、形などで呼び名が変わります。

パンドーロ

パネットーネ

アレンジしたパンドーロ

味はどれも似ているのですが、「僕はパネットーネ派」「私はパンドーロ派」とイタリア人好き嫌いがあるようです。また、他にもチョコレートが入ったもの、クリーム系が入っているものなどいろんなバリエーションがあります。

ショートケーキと違って、しっかりと封がされているので開けなければ日持ちして便利です。大きなスポンジケージですので、ちょっとアレンジしてみるのも楽しいですね。切ったばかりのしっとりしたうちが美味しいです。
結構大きいのでパーティーであまったケーキは「明日の朝ごはんにいいわ」というイタリア人。そうです。イタリア人の朝ごはんは、クッキーや、スポンジケーキ類、菓子パンなど、甘い派が主流。にが〜〜いエスプレッソコーヒーと合うからでしょうかね?最初は驚きましたが、長年住んでいると、それに慣れてくるから不思議。

さて、お菓子屋やスーパーなどで棚一杯にパネットーネと発泡酒スプマンテが並ぶこの季節。
Natale con i tuoi, capo d’anno con chi vuoi (クリスマスは家族と、新年はお好きな方と) という言葉がイタリアにはあるように、日本と正反対。クリスマスは家族と一緒に過ごし、年末&お正月は友人と盛り上がります。
イブのミサの翌日25日のお昼は親戚一同集まっていますので、お店も閉まってしまい、街は静まりかえります。

スーパーで山積みになっているパネットーネ

お菓子屋さんで売られている職人が作ったパネットーネはお値段も5倍くらい!

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