イタリアの食べ物

トリュフ三昧のお店

savini Tartufo

レストラン内は落ち着きます。

以前から気になっていた 「トリュフ」の専門レストラン。
先日入る機会に恵まれました。

SAVINI TARTUFI TOSCANA

トリュフはイタリア語で「タルトゥーフォ」。
フィレンツェの周りにもけっこ取れるところが多いんです。
南に(オルチャ渓谷の近辺:機関車ツアーでトリュフ祭り)、西に(ピサ州)、
東(ボルゴサンロレンツォあたり)に。
フィレンツェは盆地にあり、丘や山に囲まれていますので少し車で行くと「トリュフ祭り」とかやっています。

トスカーナはトリュフの生産地の中でも最も重要な場所の一つでもあります。

サヴィーニ・ファミリー
こちらのレストランを経営し、またトリュフ生産者である、サヴィーニファミリー。
1920年代にピサの農家で働いていた時に趣味でトリュフを狩りをしていて、それを北イタリアから来たお客様に売るようになりスタートしました。しばらくして、自分のお店を持つようになります。そして料理に情熱を注ぐ息子さんがそれを引き継ぎビジネスは広がっていきました。

現在ではミラノ、ローマにもお店があるみたいです。

トリュフのポテトチップス

トリュフ味のポテトチップス!本物の味!

フィレンツェには、サン・ロレンツォの市場の2階にも入っていますが、ゆっくり落ち着いて味わいたい方には、
Via Porta Rossa 19 (フェラガモの本店の近くです)のホテル NH Collection Firenze Porta Rossa の中にレストランがあります。

ホテルの正面玄関から入るため、一見入りにくいですが、中は落ち着いた空間で静か。
お昼の開店時間よりも早く行ってしまったため、時間になるまで待機させていただくことに。
センスのよいインテリアの店内に座ると、
プロセッコとトリュフ風味のぽテトチップがサービス運ばれてきました!
このポテチーの美味なこと。

すっかり場所の雰囲気と、美味しいお酒と
若いカメリエーレ(ウェイター)が(若い頃の)ジュードロウに似ているとかで女子(おばさん)トークがスパークしてしまいます。

奥の席に着き、メニューを。
ワインはグラスで7ユーロから。

前菜
パスタ
上から白もしくは黒トリュフを削って乗せてもらうこともできます(もちろん追加料金です)。

贅沢で美しいお皿の上の料理たち。
トリュフタリアテッレは、シンプルなバター味。
トリュフはやはりバター味が一番合います。
(このパスタは市場のカウンターでもオーダーできるみたいですが、レストラン内で食べたもののほうがずっと美味しそうでしたよ)

さらに店内でポテトチップスも購入可能でしたが(たしか小さな1袋5ユーロ。市場で買うと4.5ユーロで50セントお安くなっていますので、お土産に買いたい場合は市場で買うほうがお得ですね!)

あとから気がつきましたが、トリップアドバイザーなどで予約すると割引になる日もあるみたいです!

ざわざわしたフィレンツェ旧市街の中で、優雅なひと時を楽しめます。


場所:Via Porta Rossa 19 Firenze


このようなツアーもあります!
SAVINI  トリュフツアー:4〜5時間(内容:トリュフミュージアム、トリュフ狩り体験、お料理レッスン,トリュフ試食など):ご興味のある方はお問い合わせください。


 

いわゆるトスカーナ伝統料理のご紹介





日本にいますと「イタリア料理」でまとめられますが、地区によってかなり料理も変わってきます。
ピエモンテ、トスカーナ、ローマ、ナポリ、プーリア、シチリアと。
だから料理の勉強で留学された料理人の人たちは、3ヶ月〜半年間滞在しては、転々と引越しでいろんな料理を学んで帰られています。

最近は、シェフがフランス料理のようにソースやらお皿に飾り付けなどに凝って、見たことのない料理であっと驚かせるレストランも多くなってきていますが、
ここではトスカーナの伝統料理をご紹介。

典型的なフィレンツェ料理(トスカーナ料理)
Piatti Tipici Toscani.
Piatti tradizionali di Firenze(フィレンツェの伝統料理)

が食べられるお店がフィレンツェにはすごく多いのです。

当たり前のようですが、、、日本だと、典型的な東京の料理、大阪の料理、、、ってお店ありますか?

まず、典型的なトスカーナ料理のメニューのご紹介です。


お通し:塩のきいていないトスカーナのパンもしくはスキャチャータ(オリーブオイルの入っている塩味のきいたパン)
(これに 料理が出てくる間の待ち時間に、テーブルにあるオリーブオイルと塩をつけて食べる。)

前菜に、Affettati Misti 生ハム(トスカーナの塩味の強めな生ハム、もしくは、シエナのチンタセネーゼ)、フィノッキオーナ(フェンネルの種の入ったサラミのようなもの)サラミ、など。
盛り合わせでチーズがついているものも頼むと、
チーズはペコリーノ(羊の塩味の強めで味の濃いチーズ。匂いはそれほど強くない。)系。

ブリュスケッタ:焼いたトスカーナパンに、ダイス状に切ったトマトをのせる。(トマトにはオリーブオイル、ハーブ系で味付けされている)。
レバーベーストがついているもの。(鶏肉のレバー。アンチョビ、ケッパー、玉ねぎ、人参、バター、ミルクなどの材料で作られているので栄養満点)
レバーペースト

第一の皿に、パッパ・アル・ポモドーロ(パンのトマトソース煮込み)

リボリータ(パンの野菜煮込み。黒キャベツなど)
トリッパ(牛の胃袋のトマト煮。夏は、レモンやパセリで冷たくサラダっぽくも食べられる)
ピチ(シエナのパスタで細いうどんのような麺のパスタ)
など。

第二の皿:ビステッカ(いわゆる、T-ボーンステーキです。)
アリスタ(豚肉のステーキ)
レッソ(牛肉などを茹でたもの。その出汁にトルテリーニを入れて第一の皿に。お肉は、サルサヴェルデをつけて食べる。冬の料理)
など、

 

そしてデザートは

ビスコッティ+ヴィンサント

デザート:ビスコッティ+ヴィンサント

 

 

 

 

スキャッチャータ アッラ フィオレンティーナ

スキャッチャータ アッラ フィオレンティーナ

 

ざっくりと書きましたが、この定番メニュー、作るレストランによって味も多少違ってきます。

家庭でもよく作られるレシピですが、レストランで良い素材で丁寧に作られた料理はやはり美味しいです。

フィレンツェの最も老舗のおすすめレストランの一つ
Ristorante Buca Lapi (ブーカラーピ)
Via Del Trebbio 1r FIrenze

よくガイドブックや雑誌でも紹介されていますし、芸能人とかのサインもあります。
老舗の貫禄。場所もとても便利なところにあります。
お店のスタッフも、さりげなく気が利いています。
一品一品丁寧に作られていている感じがします。
ビステッカも100gあたり他のお店よりは少しだけ高めですが、美味しいお肉で、さすが、という感じです。
VILLA ANTINORIのすぐ近くで、ANTINORIのワインが充実しています。

イタリア留学中のみなさんはシェアハウスで自炊が多いかと思いますが、、ご家族やお友達が遊びに来た時は、ぜひ、一緒に美味しいレストランヘ!

バーゲン見本市とビステッカ!

冬物のバーゲン真っ最中!

今年は年始から日本からのお客様のアテンドで高級服をたくさん見る機会があり、
そうしますと、な〜〜んとなく、自分も服が欲しくなってきます。

お料理コースの通訳をすると自分で家でお料理したくなるのと同じですね。

ということで、お店で働いている友人のおかげでさらに安くできる! とのことで、行ってきました。
バーゲン!
1月5日からスタートなので、サイズがないものもありましたが、なかなか良いお買い物ができました。

そして、昨日から金曜まではPITTI UOMO(ピッティ ウォーモ)です。
紳士服の国際見本市です。

この期間、会場フォルテッツァはおしゃれ人間でいっぱいになります。。
国際的なファッションスクール、MARANGONIやPOLIMODAの生徒さんもリサーチで行ったりします。





さて、
「美味しいT−ボーンステーキが食べたい!」
という嬉しいお客様のリクエスト。
「それじゃ、地元の人の間でも人気のお店に!」

ということで、
ANTICO RISTORO Di CAMBI   に行ってきました。
Via S Onofrio 1/r Firenze

インフェルノの撮影の時に、トム・ハンクス、ロン・ハワードも何度も通ったというお店です!
タクシーの運転手にもレストランの名前をいうだけで場所がわかり、「そこは美味しいよ」と言われるくらい。

場所はサンフレディアーノ地区。アルノ川を渡って川の下流方面向かっていったあたりです。
料理は「ザ・トスカーナ料理」。ブリュスケッタ、トリッパ、パパポモドーロにパスタに、ビステッカ(T−ボーンステーキ)!

フィオレンティーノのアクセントバッチリのお店のスタッフ。
もうここはフィレンツェを代表するようなお店です。

余計なものはあまりオーダーせずに、2KGのビステッカを。
ビステッカはやはり大人数で2KG(大人3〜4人くらい)のを注文できるといいですね。
脂の所がバリバリっとするくらい焼けているのが美味しいです。

あと、意外にもチーズケーキが甘さ控えめで美味しかったです!
場所がちょっと観光名所から離れていますが、オススメです。
店内は広く、天井画があったりと素敵な雰囲気ですよ。

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