キャンティクラシコ コレクション 2020年


Chianti Classico Collection 2020
キャンティ クラシコ コレクション 2020

今年で27回目を迎えます!
会場はフィレンツェ旧市街からすぐのレオポルダ駅(元駅で今はイベント会場になっています)。
昨日と今日の2日間にわたって行われました。
初日は、プレスとレストラン業界関係者など。
2日目は一般にも公開されています。(入場料あります)

キャンティクラシコって正確にはどこ?
トスカーナを代表するDOCGの1つ。
歴史もあり(1984年からDOCGに認定)、世界的にも知名度の高いワインです。

そして、フィレンツェとシエナに渡って広がる、9つの地区に分かれています。
1:Greve In Chianti
2:Gaiole in Chianti
3:   Radda in Chianti

4 :  Castellina in Chianti
5 : Castelnuovo Berardenga

6: San Casciano di Val di Pesa
7:  tavarnelle di Val di Pesa

8: Baeberino di Val D’elsa
9:Poggibonsi

Chianti Classico とは、 最低80%がサンジョヴェーゼ、そして、20%まで、カベルネソヴィニオン、メルロー、カナイオーロ、コロリーノを使用することができます。

熟成期間は、 Chianti Classicoが12ヶ月、Riserva が24ヶ月、 Gran Selezioneが30ヶ月。

つまり、今年のコレクションは、
Chianti Classico =2018年より前に収穫されたブドウから作られたワイン。
Chianti Classico Riserva (リゼルヴァ)= 2017年より前にに収穫されたブドウから作られたワイン。
そして
Gran Selezione (グラン・セレツィオーネ) 2016年より前に収穫されたブドウから作られたワインとなります。

イタリアのいろんなワインが試飲できる会とは違い、キャンティクラシコのワインばかりが、ずら~~~~と200社並んでいるのです。

地質や、畑の向き、そして醸造、熟成の仕方によって味が変わるのだな~~というのがよくわかる試飲会です。

キャンティワインとの違いは何?
とよく聞かれますが、おおざっぱに説明しますと、「場所」が違うのです。キャンティの中心地に当たる地区をキャンティクラシコと呼び、そのまわりは、キャンティ地区になります。

(つづく)


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