語学学校留学生インタビュー


エウロパス語学学校に約一年間留学


田郷岡 直美さんは以前にオーストラリアにも留学した経験があるだけに、受け身ではなく、自分にとってより良い状を作るのにいろいろと努力されたようです。
自分からクラスを変えてもらったり、スランプの時はお休みをとって旅行をしたりと。
何か、問題があったら一人でかかえずに(言葉が通じないとつい抱え込んでしまいがちです)、事務の人や先生に相談して、自分にあった環境を自力で探して、最終的には、自分の留学の目標に向かって進んでいっています。
そんな彼女の言葉には非常に参考になることが多く含まれています。
これからイタリア留学を目指す皆さん是非読んて見てください。

先生の教え方はいかがでしたか?

教え方は先生によって様々ですし、クラスのレベル分けも様々なので、いろんなクラスに行ってみて、自分のあったところを探して自己主張するのがよいと思います。
グラマーが出来るから上のクラスに行ったら全くついて行けなかったとかの話も聞きましたし、私もその先生の教え方について行けないと思った時には、別のクラスに変えてもらいました。

課外活動は参加しましたか?

私は、あまり参加しませんでしたが、短期留学の方には、いろいろ観光では行かないところに連れて行ってもらったり説明してもらったりできるのでお勧めします。

日本人の生徒は他にもいましたか? 

ほとんど無に近いです。ドイツ人やスペイン人が多く、その他ヨーロッパから来ている生徒がほとんどです。

一クラスの教室の人数は? 

だいたい4~6人くらいで、冬場はクラス数も少なく、学校の中はちょっと寂しい感じですが、ときどき先生を独り占めできたりするので、勉強する環境としては良いと思います。夏場は生徒数もクラス数も増えます。人数が多くなると発言する機会が減るので積極的な他の生徒に押され勝ちになり、受け身の授業になってしまいます。

どのレベルのクラスでしたか?

B2のテキストを使っていますが、真ん中くらいでしょうか。文法的なことは理解できても使いこなせないので、ビギナーのクラスの方が私としてはよいのですが、ある程度長い期間学校に所属しているとテキストは進んで行くのでしゃべれなくてもレベルだけは上がっていきます。

学校は楽しかったですか?

始めの3ヶ月でイタリア語が嫌いになって夏休みを1ヶ月とって逃避旅行へ、その後、やはりイタリア語を話せないとイタリア人には受け入れてもらえないことに気がつき、再度やる気モードに。クラスで何を話しているのかがわかるようになってから楽しいと感じるようになりました。私は日本ではほどんどイタリア語を勉強せずにここへ来たので、慣れるまで半年は掛かりました。クラスでみんなが笑っているのに、なぜ笑っているのかわからなく置いてきぼりを食うのは結構辛いです。

言葉の問題はありましたか?

先生によっては英語で説明してくれるときもありますが、英語もわからないと全く理解できず・・・といった状況になるでしょう。私は英語にかなり助けられましたが、逆にそのせいでイタリア語の上達が遅れたということもあるかもしれません。フィレンツェは観光地なのでだいたい中心地であればどこでも英語が通じます。それに甘えていると、イタリア語はのびません。

(田郷岡さんは、「革の学校」のインタビューにも掲載されています。こちらからご覧になれます)

(2015. 5月)


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