イタリアで救急車を呼ぶには、
突然友人が倒れた!
もしくは、お腹が痛い!もうダメだ!
救急車きてくれ!
そんな時は、
です。いざ、、というとき焦って番号がわからなくなりますので、携帯にメモリーさせておくといでしょう。
イタリア語で救急車はAmbulanza=アンブランツァといいます。
自分で電話できない状態の時は、まわりの人に大きな声でお願いしましょう。
Chiama la ambulanza! = キアーマ ラ アンブランツァ” 救急車を呼んで!
Pronto Soccorso(救急外来)に電話をしますと症状、住所、電話番号、など聞かれます。
“Qual è la sua emergenza?”
どのような緊急事態ですか?
- 交通事故の場合
“C’è stato un incidente stradale con feriti.”
(交通事故があり、けが人がいます。)
” ferite gravemente.” 重傷です。 - 失神、倒れた場合
È svenuto, è caduto a terra e non è cosciente.”
(彼/彼女は失神して倒れ、意識がありません。)
“C’è una persona che ha avuto un ictus.”
(脳卒中/発作を起こした人がいます。) - 死ぬほどXXが痛い場合
“Ho un mal di testa fortissimo,
(ひどい頭痛がします。)
“Ho un dolore fortissimo alla pancia,”
(お腹がひどく痛いです。)
“Dove si trova? L’indirizzo ? “
(どこにいますか?住所は?)
“Qual è il numero di telefono da cui sta chiamando?”
あなたの電話番号は?
通常(症状と状況によりますが)10分ほどで到着すし、その場ですばやく診察をし、救急車に載せられます。
救急車はどの病院へ行くの?
フィレンツェにある大きな病院。救急車はだいたいこれらに連れていってくれるでしょう。
フィレンツェの旧市街の場合は、
Santa Maria Nuova 病院(Piazza di Santa Maria Nuova 1) が多いです。DUOMOの裏あたりです。
フィレンツェの郊外。車で10分くらいのCAREGGI(カレッジ)という区域にある大きな国立の大学総合病院。病院村です。5300人ほどの人がここで働いていてます。敷地内にはいくつもの建物に分けられていて事故などの場合はCTO(Centro Traumatologico Ortopedico:事故負傷者整形外科センター)。心臓麻痺などは本館に運ばれます。
フィレンツェにある美しい小児科病棟 MEYER。子供の場合は、MEYERという小児科に運ばれます。
イタリアの他の地区からも患者が集まるほど。子供に優しいイタリア。いたれりつくれり。かなり充実しています。
緊急度によって色分けされます。
PRONTO SOCCORSO で受付を済ませると「赤」「黄」「緑」「白」に色わけされます。
赤:すぐ
オレンジ:15分以内
青:1時間以内
緑:2時間以内
白:4時間以内
緊急度の高いほうが優先されます。
そのため待たせても命にかかわりがない、と判断されますと、後回しにされます。
上記には4時間と書かれていますが、6時間ほど待たされることもあります。
救急車ではなく自家用車で行く場合は、病院の“PRONTO SOCCORSO”(急患窓口)へ行き、受付窓口に行く必要があります。
費用
イタリアでは救急車は無料です。(基本的に無料ですが、緊急でないのに呼ぶと請求されることもあります。)
「死にそう!」というときには無料ですぐに診てもらえる素晴らしい医療システムですが、
命には支障はないと判断された場合は、痛みや高熱があっても待合室にいつ呼ばれるかわからない状態で長時間待たされます。また診断料もかかります。
これらの機関は国立の病院ですが、加入を義務付けられている健康証のようなテッセラ・サニタリアが必要となります。外国人でこちらを保有していない場合は、加入している保険証書を見せることになります。。
イタリアの国民健康保険証:テッセラ・サ二タリア。
Codice Fiscale(税務番号)もついているのでよく提示を求められる。
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