滞在許可証(Permesso di Soggiorno)とは
日本人の場合、90日以上のEU滞在者が対象となります。ビザの申請が必要だった人のみです。
滞在許可証= Permesso di Soggiono
ペルメッソ Permessoとは「許可」 の意味
ソッジョルノ Soggiornoとは「滞在」の意味
–>外国人であるあなたがイタリアのXX市に滞在してもいい という許可を
管轄の警察署からもらわなくてはなりません。
ビザとはどう違うの?
ビザは日本を出発する前に、イタリア大使館や領事館から「イタリアに滞在してもいいよ」という許可です。
そのビザを元に今度はイタリアに着いたら、住む市に申請をして許可をもらわなくてはなりません。
ビザがあっても滞在許可証の申請をしていなくては、
「不法滞在者」 になってしまいますので、くれぐれもご注意を!
不法滞在者となったらどうなるの?
不法滞在者として警察に捕まりますと、強制送還させられ、さらに日本から3年間(だったと思います、、)外国に出ることができなくなってしまいます!
大変怖いことになってしまいますので、必ず、申請をしましょう!
クエストゥーラ ってどんなところ?
留学の最初にぶつかる嫌な体験といえば、「滞在許可証の申請」とよく言われています。
「移民」は迷惑な存在かのように、差別的だったり、邪険に扱われたりします。
もちろん中には普通に対応してくれる警察官もいますが、
とっても横柄な態度の人も多い、残念な状況です。
長時間待たされ、やっと自分の番がきたというのに、書類が足りなかったりしますと、あっさりと書類を突き返され、揃えてからまた来いと言われたりします。
何か質問があってもなかなか窓口の人と話すことさえ困難です。
なので、くれぐれもミスのないようにスムーズに一回で済ませたいもんですね。
ビザよりも滞在許可証
滞在許可証はイタリア滞在期間中は身分証明書の代わりになります。
パスポートに書かれているビザの期間よりも、滞在許可証に書かれている期間のほうが重要です。
滞在する市の警察があなたの滞在を「許可」した証明です。
発行されるまでは、申請した時の控えがそのかわりとなりますので、絶対になくさないようにしてください。
無くしても困らないように、コピーや、画像をとり、つねに携帯しておきましょう。
滞在許可証の申請方法?
いつどこで申請するの?
イタリアに到着したら、8日以内に申請をしなくてはなりません!
郵便局からSportello Amico(友達の窓口)へ行って、Permesso di SoggiornoのKITをもらいましょう。(白いA4サイズの封筒を無料でもらえます)
申請の必要な書類は?

もらったキットの中に必要書類の一覧があります。
Permesso di Soggiorno per motivo studio(学生の滞在許可証)のリストをみましょう。
- パスポート(原本)
- パスポートの顔ページ、ビザページのコピー
- 印紙(Marca da bollo)16ユーロ
イタリアのTabacchiで購入しいます。Permesso di Soggiornoの為といいましょう。(ただしクレジットカードの支払いはできません) - キットの中の申請用紙のModulo1(3ページ)を記入したもの
- 学校から送られてきた入学許可証に大使館のスタンプ入りのもののコピー
- 保険証のコピー(英文の)
- 残高証明書のコピー(ビザ申請の時に用意したものでOK)
- 宿泊証明書+大家さんの身分証明書のコピー
申請にかかる費用
- 印紙:16ユーロ(現金)
- 速達郵送料:30ユーロ
- 滞在の税金と発行手数料など:50〜100ユーロ程度
申請から発行まで
申請をした後の控えは大切に保管しましょう。
また、次回Questuraに行く時に必要なものが書かれていますのでよく読み確認しましょう。
申請日から、数ヶ月〜半年後くらいに、管轄のQueturaに行かなくてはならない日時が送られてきます(郵送、もしくは申請用紙に記入した、メールや携帯のショートメールに)
もし送られてこない時は、QuesturaのHPに控えの番号を入れて自分で確認をしましょう。
その日にQuesturaに行きます。
その時に持参するものは、キットに入れた書類の原本とパスポートと、写真になります。
指紋を取られます。
そして発行されましたら、再び上記と同じ方法で連絡があります。
去年(2024年ごろから)、申請をしてもなかなか、発行が間に合わず、留学期間を終えるまでにもらえない方もいらっしゃいます。その間は申請した時の控えが代わりになりますので、問題はありません。
滞在許可証は現地を去る時は空港で返却しなくてはなりません。
滞在許可証の更新
2年目は、イタリア現地で滞在許可証の更新手続きをします。
日本に戻ってビザを取り直す必要はありません。
必要書類は、1年目の学校の通学証明書と、発行してもらった滞在許可証のコピー。
あとは一回目と同じです。
また郵便局でKITをもらって、今度は、更新のところにチェックをいれて、申請しましょう。
あなたのイタリアでの滞在がスムーズにスタートしますようFWNはサポートいたします!
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