イタリアで銀行口座は作るべき?
半年以上の長期留学となると、「現地でのお金の管理をどうしようかな」と誰もが思うと思います。
そこで「銀行口座を開こう」と考える方もいるでしょう。
しかし、 「イタリアで銀行口座を開くのも維持するのも、閉めるのも」お金がかかるのはご存知でしょうか?
日本では「無料があたりまえ!」なのに慣れてしまうと、「手数料=口座維持費がかかる!」
とすごくぼられた気分になります。
「ヨーロッパ一、銀行の手数料が高いのはイタリア」らしいです。2番目はドイツだそうです。
ゆえに、私は「イタリアで銀口座を留学期間中に開くのはお薦めしません」
イタリアでローンを組んで家をかったりビジネスをはじめようという方は仕方がありませんが
それ以外の方は、やめられたほうがいいでしょう。
ならばどうすれば、、、
便利でお得な銀行のカードはどれ?
ソニーバンク
ソニーバンクのカードはイタリアの郵便局のATMで現金引き出せますし、そのほかのPLUSマークのついているATMでも引き出せます。
また、ソニーバンクのVISAカードはカード維持費もかかりませんし、現地のお店、レストランなどの支払いが可能です。
注意!しかしデビットカード的なVISAですので、イタリアでのレンタカーの保証や、イタリアのオンラインサイトでの購入には使えません。
優れている点ユーロの安い時にユーロ預金をしておけば、そこから為替手数用なしで引き落とされますので、為替の動きをみてタイミングの良い時にお金を換えることもできます。
海外でもオンラインでの振込なども可能です。
楽天銀行/SBI新生銀行
ソニーバンクに続き、こちらも使い安く多くの留学生が使っています。
ただし、ユーロ預金からそのまま手数料なしで引き落としはないはずです
Wise/ Revolut(ネット銀行)
Wise:イギリスのP2P送金サービスとして始まった会社。海外送金がとにかく安く早い!
こちらでデビットカードを作ることも可能で、イタリアでレストランやお店での支払いが可能です。為替手数料が安くユーロにできるのでお得です。
Revolt :こちらの銀行の送金サービスとして始まったイギリスの会社。Wiseと似ていますが、時間外の枠では為替手数料が1%かかるようです。
日本のメガバンク
銀行で海外でも使える「インターナショナルカード」、
もしくは海外で引き出し可能な「プリペイドカード」。
「PLUS」マークのあるATMで普通に暗証番号を入れて引き出すことができます。
しかし、この場合の問題点は「どこの銀行のATMでもでもPLUSマークがついて
いるとは限りませんので、まめにATMを見つけてはチェックしておくといいでしょう。
そして、最近は、カードのデーターが盗みとられる被害も多くありますので、まめにネットで使用状況をチェックするのも大切ですね。被害にあってしまった時は、こちらを参考にしてください。
何枚か作っておこう
まれにカードには「磁気破損」で「現地でカードが使えない!」ということもあります。
最低でも、プリペイドカード+クレジットカードの2枚は準備していくのがいいでしょう。
為替レートに関しては、プリペイドカードの場合、レートのいい時にユーロで入金しておき、現地ではそのユーロを使用していく、、というのが一番無駄がなくていいでしょう。
「ユーロか自国の通貨のお引き落としどちらにしますか?」
お店でクレジットカードを利用すると、このような質問をされる場合があります。
親切なようで、実は結構落とし穴かも!
お店側で為替の手数料を自由に設定できるようですので注意。
ユーロで引き落としにしてもらうのが無難です。
それでもイタリアの銀行口座を開きたい場合はどうするか
イタリアで口座を開くには、以下のものが必要になります。
■ 滞在許可証(半券ではなくちゃんと本体が必要です)
■パスポートなどの身分証明書
■CODICE FISCALE(税務番号)
申し込みをしてから暗証番号や、ATM用カードが届くまで2~3週間ほどかかった思います。
以前はイタリアのPosta Italiane (ゆうちょのようなもの)がおすすめでしたが、最近は、他の銀行もキャンペーンの時期などにより、年間維持費がかからない銀行もありますので、窓口に行って聞いてみるのが一番です。
窓口の人によっていうことが 違ったりしますので注意!
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