行きたい学校が決まりましたら、いよいよビザの申請の準備になります。
90日以上イタリア(EU諸国)に滞在する場合はビザの申請が必要です。
90日以内の方は、「観光ビザ」=つまり日本のパスポートがあれば何もしなくてもOK です。しかし2025年からETIASを申請する必要があります。(詳細は以下をお読みください)
ETIAS(2025年から観光ビザの人は取得が義務づけられます)
注意!
日本国パスポート保持者がヨーロッパに渡航する場合、まもなくETIAS(ヨーロッパ渡航情報・認証システム:(European Travel Information and Authorization System)必要になります。
はヨーロッパのシェンゲン圏に旅する日本人に適用される新たな入国要件です。EU内の安全性や秩序を強化するために導入され、主に不法滞在や治安に関わるリスクを管理することを目的としています。
ETIASを取得しなくてはならない人:
現在ビザなしでヨーロッパを訪れることができる国の市民に適用されます。
申請方法:オンラインで、渡航予定の少なくとも数日(最大96時間)前に申請する必要があります。申請時には個人情報、旅行の詳細、過去の犯罪歴や健康に関する簡単な質問に答えることになります。
申請料:現在のところ、ETIASの申請費用はおおよそ7ユーロ程度です。
学生ビザ
- 目的:学生ビザは、学業(大学、専門学校、語学学校など)を目的に滞在するためのビザです。
- 申請場所:申請時に住民票がある場所が、関東地区より北は、在東京イタリア大使館へ、大阪より西の方は大阪領事館で申請します。
- 申請時期:学校の始まる90日前から受け付けています。2〜3ヶ月前に申請するのが理想的です。一ヶ月を切りますとギリギリで間に合わないこともあります。余裕を見て申請しましょう。
- 申請方法:大使館・領事館のホームページより事前予約(早めに予約をしましょう)
- ビザの発行期間:入学許可証の日付に基づいて発行されます。通常最大1年間です。それ以降はイタリアで滞在許可証の更新をすることになります。(複数年の大学などはのぞく)
- 労働:学生ビザで可能な労働時間は週に20時間までです。
必要書類
- 学校から取り寄せる書類:学校責任者のサイン入りの入学許可証(一ヶ月80時間以上の授業があるもの)、学校が政府公認校である証明書(商工会議所の申請書など)
- 学費支払い証明書
- 滞在期間をカバーする留学保険証
- 経済的な自立を証明するための資金証明(留学中に生活するための費用があることを証明する必要がある場合が多い)
- 宿泊先の証明書
- ビザ申請用紙
- 写真
- 戸籍謄本
申請の窓口で聞かれることがあります!
留学の目的をイタリア語で伝えられるように用意しておくといいでしょう。
イタリア語の基本がある程度わかるように勉強しておきましょう。
B2レベルの証明証があるといいです。
学校が英語で授業が行われるところでは、必要がない場合もあります。
2. 滞在許可証 (Permesso di Soggiorno)
ビザの発行は空港などで90日以上の滞在の場合、聞かれることがありますが、
現地に到着しましたら、滞在する場所で滞在許可証の申請をする必要があります。
この申請にビザのコピーが必要になります。