フィレンツェの見学スポット

グッチガーデン その2

その2 です。

グッチガーデンの2階、3階は有料ミュージアムになっています。

入場料8ユーロ(月曜のみ、フィレンツェ県在住の方は身分証明書持参すれば無料です)

年代順になっているとかではなく、どちらかというとテーマでお部屋が分かれていました。

奥のお部屋には、創業者グッチオグッチ氏がロンドンの高級ホテルで働いてその時に作ったのかな?と思わせるスーツケースや(ビトンのように重くて、基本的には自分で持つのではなく、お付きの人に運んでもらうようなものです)お弁当持参セット、乗馬用のものなど。
また、シックな私の今までイメージしていたグッチの服。

グッチ、きつねのコート?

そして、動物愛護団体から抗議を受けそうな毛皮のコート。1960年代のものから数年前のものまでが並んでいます。
スパンコールだらけの服。フラワー。スカーフの元絵(水彩画?)そして日本の浮世絵や、中国のトラをテーマにしたアジアンなもの。

スカーフの元絵。水彩画でとてもきれいに描かれていました。

フラワー柄

感想:グッチっでシックなイメージから最近の奇抜路線に変わったと思っていたのですが、実は昔から、このような派手な路線があったのですね。
かつての貴族のための服=現在のセレブのための服。

展示されているものも面白かったですが、トイレの内装や、イラスト風の壁紙の空間も楽しめます。

場所:Piazza della Signoria 10 Firenze

グッチ ガーデン その1

1月にリニューアルオープンしたグッチガーデン(博物館)に行ってきました〜〜。
シニョリーア広場、コジモの銅像の後ろにあります。
以前はグッチのオフィスがあった場所で、現在はミュージアムになっています。

フィレンツェ グッチガーデン

グッチガーデン

一階はミュージアムショップ的なお店で、入場料無しで入れます。

独特な世界観で話題のグッチの新しいクリエイティブディレクター「アレッサンドロ ミケーレ氏」の世界が広がっています。今までの白黒茶のシックなイメージから180度変わり、カラフルで、イラスト風な壁紙、ジャポニズム、トラ〜〜。
なんだか高校生、20代も喜びそうな楽しい雰囲気です。
そして、店員さんも若い!
店員さんの制服が目を引きます。テロっとしたバスローブのような上着につっかけ風の靴。
スタイリッシュで魅力的でなくてはなかなか着こなせません。

gucci Garden Ginori

ジノリの陶器、グッチデザインのアロマキャンドル

一階、入って右側すぐ、マグカップ風な陶器のアロマキャンドル(295ユーロ)がありました。。フィレンツェの郊外で生まれたリチャードジノリが5年前にグッチ・グループに買収され、このようなコラボレーションが生まれたのですね〜。重くて高級感のある陶器の質感はジノリですが、デザインは、グッチのデザイナーのもので、全く違った路線になっています。色がきれい。
キャンドルが終わったら、マグカップとして使用可能ですね。
(いろんなデザインがあります。オンラインショップをご覧ください。https://www.gucci.com/it/it/ca/decor/home-scents-c-decor-home-scents )

 

世界で一点もののグッチのパンツ

世界で一点しかないグッチのパンツ。950ユーロ。安い?

スカーフやサングラスは70年代のものなどビンテージデザインのものも購入可能。そして奥には、世界で一点しかない服が並んでいました!
店員さんはフレンドリーに手にとって見せてくれます。
サングラスは試してみましたが、さすがに世界で一点もののパンツは
試着遠慮しておきました。ウェストが細いし、、、。
このような貴重なパンツは芸能人がステージで履いたりするのにぴったりですね。

一階の店内の様子

いつの時代なのがわからないような、斬新なデザイン!

入って左は、小物&アクセサリー。ステーショナリー、マッチ(20ユーロ)、指輪ネクレスなど。
ここでしか買えないオリジナル記念グッズ売り場。グッチファンならお土産に買って帰りたくなるようなものがいっぱい。

奥にミシェランの星付きレストランのシェフをしていた、有名シェフのレストランがあります。
一皿20ユーロくらいで、ティラミスが15ユーロでした〜。
以前のようなグッチカフェではなく、事前予約必須のレストランですので、気軽に入れないですが、機会をみつけて入ってみたいもんです。

グッチ ガーデン アクセラリー

ダチョウの顔、牛、ライオン!動物でいっぱい

そして目的のミュージアムへは2階です。ピンクやら、イエロー、パステルグリーンにイラストの入った壁紙のかわいいところからエレベーターへ。

(その2へ続く)

ダンテの家 博物館

ダンテのマスク

このマスクはダン・ブラウンの映画「インフェルノ」のフィレンツェで行われたレッドカーペット(世界初プレミア上映会)の時に飾られていた巨大なダンテのマスクです。

駆け足の観光ではなかなか行く時間がない観光スポットも「留学中」ならゆっくり街中を観光できるのも留学生の特権ですね。

今回ご紹介するのは、「ダンテの家 博物館」。MUSEO CASA Di DANTE

ダンブラウン原作の映画「インフェルノ」!現在映画館で上映されているかと思います。
ご覧になりましたか?

映画の中で出てくる「ダンテのマスク」は、ベッキオ宮殿にありますが、実はダンテのマスクは3つあり、もう一つはここ、「ダンテの家」博物館にあります。
そしてもう一つは、バルジェッロ美術館にありますが、こちらは一般公開されていないとのこと。

さて、このダンテの家にある「ダンテのマスク」色も黒っぽく、より実物に忠実に作成されたそうです。
「ダンテの家」と呼ばれているだけに、実際にダンテがここに住んでいた場所です。
その当時の寝室を再現したお部屋があったり、インフェルノ(地獄)の図があったり、と「ダンテ・アリギエーリ ファン」には魅了されるものがいっぱい。

「神曲」を読めば、フィレンツェの留学もより楽しいものになるに違いない!
ダンブラウンも「インフェルノ」を書くのに、実際にここに何度も訪れたらしいです!

中世の世界にトリップ。どっぷり浸かってみるのも留学中の贅沢ですね。
(写真のダンテの白い巨大マスクは映画「インフェルノ」世界プレミア試写会の時に使われたものです。)


「ダンテの家」博物館 情報詳細はホームページこちらからどうぞ。大聖堂からすぐ近くです。


こちらの本にも挑戦してみたい。気軽に読めそうなものがたくさんでています。

カラコン つけまつ毛