イタリアの食べ物

ピチのパスタ


トスカーナのパスタで特にシエナ方面に行くとよく目にするのがこの太麺もちもちパスタ「ピチ(PICI)」

この食感がうどんチック(ただし、コシはない)なせいか、日本人好みな味だ。
乾麺も売っているが、(茹で時間が18~20分とかとやたらと長い)
やはり、手作りのピチが一番美味しい。

通常ソースには、ラグー(ミートソース)もしくは、にんにくの味がたっぷり効いたトマトソース(Pici all’aglione)。

こちらのパスタは先日、ピエンツァでいただいたもの。
赤ワインとよく合います。

フィレンツェ日帰り トスカーナの丘シリーズ
オルチャ渓谷ツアー、ワイナリーツアーのランチにいかが?

クリスマスのドルチェといえば。

イタリアのクリスマスのドルチェ(デザート)といえば、パネットーネ。もしくはパンドーロ。似たような巨大スポンジケーキなのですが、干しぶどうが入っているか、粉砂糖
を上からかけるかどうか、形などで呼び名が変わります。

パンドーロ

パネットーネ

アレンジしたパンドーロ

味はどれも似ているのですが、「僕はパネットーネ派」「私はパンドーロ派」とイタリア人好き嫌いがあるようです。また、他にもチョコレートが入ったもの、クリーム系が入っているものなどいろんなバリエーションがあります。

ショートケーキと違って、しっかりと封がされているので開けなければ日持ちして便利です。大きなスポンジケージですので、ちょっとアレンジしてみるのも楽しいですね。切ったばかりのしっとりしたうちが美味しいです。
結構大きいのでパーティーであまったケーキは「明日の朝ごはんにいいわ」というイタリア人。そうです。イタリア人の朝ごはんは、クッキーや、スポンジケーキ類、菓子パンなど、甘い派が主流。にが〜〜いエスプレッソコーヒーと合うからでしょうかね?最初は驚きましたが、長年住んでいると、それに慣れてくるから不思議。

さて、お菓子屋やスーパーなどで棚一杯にパネットーネと発泡酒スプマンテが並ぶこの季節。
Natale con i tuoi, capo d’anno con chi vuoi (クリスマスは家族と、新年はお好きな方と) という言葉がイタリアにはあるように、日本と正反対。クリスマスは家族と一緒に過ごし、年末&お正月は友人と盛り上がります。
イブのミサの翌日25日のお昼は親戚一同集まっていますので、お店も閉まってしまい、街は静まりかえります。

スーパーで山積みになっているパネットーネ

お菓子屋さんで売られている職人が作ったパネットーネはお値段も5倍くらい!

カラコン つけまつ毛