あのトスカーナの丘の上にあるお城に中に入ってみたい!

と、だれもが思いませんか?
ハリウッドの豪邸の中に入ってみたいように。

でもそれは普通許されないじゃないでいすか。
ヨーロッパは元貴族社会。
豪華な桁違いのリッチなお城がいろんなところにあるんです。

メディチ家の家やオフィスは、博物館、美術館として公開されているので入れますが、
そうでない、貴族たちの館はどうなっているの?

興味湧きますでしょ。
素敵な庭園もあるわけです。

その多くは、広大な土地をいかに有益に利用するか、、というのでワインビジネスに参加しているのです。

だって、ワイン作りのぶどうは「水をまかなくて良いのですよ」しかも、不毛とされている土地のほうが良いのです。

そのほうが、ぶどうの木の根が地下深く伸び、ぶどうにミネラルや、もっと複雑なよい味ともたらすのです。

もちろん、害虫がつかないようにとか、いろいろ手間はかかりますけれど、、、大量に水巻いたりせずに、、、そして、うまくいけば、一本のワインが何倍もの価値のあるものとなるのですからね。

ブルゴーニュの良い畑なんで、金のなる木ですよね。まさに。

そんなわけで、CASTELLO=お城という名のつくワイナリー巡りを始めたのです。

Castello di Brolio,
Castello di Verazzano,
Castello di Trebbio,
Castello di Nippozzano
Castello di Radda,
Castello di Meleto
などなど。

フィレンツェ旧市街にはメディチ家だけでなく、ナンバー2や3の貴族の名前のついた広場や建物が多くあります。
サンタクローチェ教会にある礼拝堂、Santo Spirito教会、Santa Maria Novella教会の中などでも、フレスコバルディやアンティノーリの名前はでてきます。

ワイナリー巡りをするとワインだけでなく、フィレンツェとシエナとの戦いの時、責められたお城、とその時期の貴重な資料とかも本物がポンと飾ってあったりするのです!

そしてその末裔が説明してくれたりもするのです!
なんとも気品のある、ノービレな感じの方がワインを説明してくれたりするのです。

ワイン=アルコール=お酒飲むの好き  みたいな図ではなく
ワイン=文化=教養 みたいな感じです。

美術館だけでは見られないなんだかリアルなポスト貴族の世界。
ヨーロッパの魅力でもありますよね。

そんな世界に引き込まれつつありました〜。

そしてワインももちろん美味しいのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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