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オペラの世界。マダムバタフライ

イタリア留学といってもいろんな留学がありますが、「オペラ、声楽の留学」も少なくありません。
日本ではオペラ歌手の方と出会うことなんでめったにありませんが、イタリアに住んでいますと珍しくはありません。

フィレンツェはオペラ発祥の地としても知られていて、多くの学生が留学されています。

さて、昨晩は、私の友人のミキさんが、蝶々夫人を歌われるとのことで、旧市街の教会に夜出かけてきました。

会場はSt.Marksのアングリカン教会(イングランド国教会)です。アルノ川を渡ってすぐのVia Maggio にあります。
建物の一階にあるルネッサンス様式の建物。

舞台は長崎ということで、和風にセッティングされていました。

St, Marks Church

蝶々夫人を歌われるということは「主役」です」。
フィレンツェには多くの声楽を学ばれた方、そして日本人の歌手の方も多くいます。
そんな中、主役に選ばれたということはすごい実力なのでは、、と期待も高まります。
実力はもちろん努力、そして運もなくてはなかなかできることではありません。

蝶々夫人はプッチーニの作品で、オペラの中では特に有名ですね。

開演は20:30.
このような時は、とっても便利な「アペリティーボ」。夕食ほど時間もかからず、軽食がとれてとてもリーズナブル。
プロセッコを飲みながら、ピザや、生ハム、チーズ、などのつまみを食べて盛り上がります。

さて、いよいよです。

美しい声。とても耳に優しく、心地よい響き。
そして、すばらしい表現力!演技力も!
蝶々夫人といえば、明るく恋するところから、絶望、自殺まで、、。

みきさん

大きな劇場で聴くのとは違った迫力があります。かなりの至近距離での歌声。
シンプルな舞台に、ピアノの伴奏。

フィレンツェ在住の贅沢は、コンサートや、絵画展など、芸術三昧の日々を堪能できることです。

そしてコンサートが終わった後、ライトアップされたアルノ川を渡り、美しいトルナブオー二通りを歩いて帰るのもまた楽しい一時です。
夜もひときわ美しいフィレンツェ。

楽しいセラータでした!

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