Archives for 2月 2018

グッチ ガーデン その1

1月にリニューアルオープンしたグッチガーデン(博物館)に行ってきました〜〜。
シニョリーア広場、コジモの銅像の後ろにあります。
以前はグッチのオフィスがあった場所で、現在はミュージアムになっています。

フィレンツェ グッチガーデン

グッチガーデン

一階はミュージアムショップ的なお店で、入場料無しで入れます。

独特な世界観で話題のグッチの新しいクリエイティブディレクター「アレッサンドロ ミケーレ氏」の世界が広がっています。今までの白黒茶のシックなイメージから180度変わり、カラフルで、イラスト風な壁紙、ジャポニズム、トラ〜〜。
なんだか高校生、20代も喜びそうな楽しい雰囲気です。
そして、店員さんも若い!
店員さんの制服が目を引きます。テロっとしたバスローブのような上着につっかけ風の靴。
スタイリッシュで魅力的でなくてはなかなか着こなせません。

gucci Garden Ginori

ジノリの陶器、グッチデザインのアロマキャンドル

一階、入って右側すぐ、マグカップ風な陶器のアロマキャンドル(295ユーロ)がありました。。フィレンツェの郊外で生まれたリチャードジノリが5年前にグッチ・グループに買収され、このようなコラボレーションが生まれたのですね〜。重くて高級感のある陶器の質感はジノリですが、デザインは、グッチのデザイナーのもので、全く違った路線になっています。色がきれい。
キャンドルが終わったら、マグカップとして使用可能ですね。
(いろんなデザインがあります。オンラインショップをご覧ください。https://www.gucci.com/it/it/ca/decor/home-scents-c-decor-home-scents )

 

世界で一点もののグッチのパンツ

世界で一点しかないグッチのパンツ。950ユーロ。安い?

スカーフやサングラスは70年代のものなどビンテージデザインのものも購入可能。そして奥には、世界で一点しかない服が並んでいました!
店員さんはフレンドリーに手にとって見せてくれます。
サングラスは試してみましたが、さすがに世界で一点もののパンツは
試着遠慮しておきました。ウェストが細いし、、、。
このような貴重なパンツは芸能人がステージで履いたりするのにぴったりですね。

一階の店内の様子

いつの時代なのがわからないような、斬新なデザイン!

入って左は、小物&アクセサリー。ステーショナリー、マッチ(20ユーロ)、指輪ネクレスなど。
ここでしか買えないオリジナル記念グッズ売り場。グッチファンならお土産に買って帰りたくなるようなものがいっぱい。

奥にミシェランの星付きレストランのシェフをしていた、有名シェフのレストランがあります。
一皿20ユーロくらいで、ティラミスが15ユーロでした〜。
以前のようなグッチカフェではなく、事前予約必須のレストランですので、気軽に入れないですが、機会をみつけて入ってみたいもんです。

グッチ ガーデン アクセラリー

ダチョウの顔、牛、ライオン!動物でいっぱい

そして目的のミュージアムへは2階です。ピンクやら、イエロー、パステルグリーンにイラストの入った壁紙のかわいいところからエレベーターへ。

(その2へ続く)

宝石のような紳士靴

Mario Bemer Shoes Florence

マリオ ベメール フィレンツェ紳士靴

フィレンツェの楽しみ方!
靴や鞄、ジュエリー、絵画の学校でイタリア伝統の技術を学ぶ、
ワイナリー巡りする、美味しいものを食べる!
などいろいろありますが、

「本当に良質な手作りのものを購入する」

といった楽しみ方もあります。

イタリアにある上質ななめし革。
そしてイタリア人のセンスと伝統的な職人技。

これを求めて真剣に良い物をお買い物をするのも有意義な過ごし方です。

そういう目でみると、フィレンツェには最高に良い「本物」がいっぱいあるのです。

先日ぶらぶらとオルトラルノ(アルノ側の向こう側)を歩いていたら、最近(といってもここ2〜3年前からです)新しくできた、美しい靴の並ぶお店を見つけました。
いや、以前からその存在は知っていたのですが、この日は吸い込まれるように中に入ってみました。

というのは、弊社の提携留学先で「ステファノベメールの靴の学校」というのがありますが(学校だけではなくビスポークの靴も作っています。詳しくはリンクのページをご覧ください。)、こちら「マリオ・ベメール」。
珍しい苗字なので、兄弟かな? と思いながら見入ってしまっていたのです。

Mario Bemer Shoes in Florence

マリオ・ベメール氏

すると中から、きさくな職人さんふう、の方が出てきてくれました。マリオさんでした。
ちょうど他のお客様もいらっしゃらなかったので、中に入ってみました。ソファーとかもあり、すっきりセンスよく高級感のあるお店!

やはり、(故)ステファノ氏のお兄さんとのこと。
マンニーナやロベルト・ウゴリーニの靴よりも、ずっとイタリアのポップなセンスが前面に出ている感じの靴。
とにかく色がきれい。素材も面白い。

マリオベベールの靴

靴が額に!

ピカピカに磨かれていて、宝石のようにキラキラと並んでいました。
店内に靴がなんとに飾られいますが、その気持ちもわかる。

まさに「男のジュエリー」。
素敵なジュエリーに出会った感覚で、高額な靴でも欲しくなってしまう。
危険なお店!

Mario Bemer Shoes

カラフルで美しい靴が並んでいます。

この靴履いてたら、絶対に「素敵な靴ですね」って言われ、一気におしゃれな人になります!
靴の手入れもしっかりしたくなりますね。

ビスポーク(フルオーダー)や、Made To Order(形や色、素材を選んで作ってもらう)、ReadyTo Wear(既製品)まであります。
足の形がよほど特徴的でなければ、お店にいったその日にオーダーでき、あとは出来上がりを郵送してもらえますよ。

確かMade To Orderのが800ユーロくらい〜と言っていたと思います。

ちょっとネットサーフィンしましたところ、日本人の男性の方がオーダーメイドの方は作っていらっしゃるとか。
きっと日本人の足に合うもの作ってくれますね。

うっかり入ってしまったら、、買ってしまうかも。
でも後悔しないと思います。
こんな靴履いている男性、素敵ですものね。

Mario Bemer
Via Maggio 68 Firenze

ボルゲリワイナリーその3

ジョヴァンニ・キャッピーニ

ボルゲリワイナリー

ボルゲリワイナリー ジョヴァンニピャッピーニの入り口

なんともかわいい響きのワイナリーですが、行ってみますと、「ドーン」立派な入り口。
糸杉の木の間をくぐり抜けますと、畑仕事っぽい雰囲気。トラクターが並んでました。

ここは、貴族出身とかではなく、マルケ州農家出身の家族がボルゲリでのワイン作りにかけ、1950年代に引越してきた家族経営のワイナリーです。現在は娘さん2人が引き継ぎ、2013年にワイン専門誌Wine Enthusiastで100点満点を獲得したことで世界的に知られることになったのです。

素朴そうですが、結構な土地を購入されています。本当にただの農家だったのでしょうか?

ワインの生産本数はまだ6万本ほどですが、アメリカへの輸出が多く、毎年生産本数が増えて近々10万本になる予定だとか。ほかはオリーブオイルも作っています。

モダンな作りのワイナリーには、ステンレスのタンクとバリックの樽の部屋しかありません。
生産本数が少ないのも納得。ほんとこじんまりと作っているのですね〜。

畑に名前がついていて、(ほとんどがその土地の名前です)それにちなんでワインの名前にもなっています。

バリックには、どこどこ畑のxx品種といった具合に分けられて熟成されています。
そして、十分熟成されたワインを、ブレンドしてボトルに詰めるそうです。

今まで私が見学したトスカーナのワイナリーでは皆、樽に入れる前の段階でいろんなブドウや畑のものを混ぜて、混ざった状態で熟成させているところがほとんどでしたので、この出来上がったワインを調合して味を作る、、といった方法はとても新鮮でした。


ボルゲリワイナリーツアー

フィレンツェ日帰り  ボルゲリワイナリー ツアー


フランスとかではこの方法があるのでしょうか?

見学の後は、試飲室へ。

  1. GROTTINE (DOC Bolgheri Vermentino)(グロッティーネ)(白ワイン)
  2. Ferruggini(DOC Bolgheri Rossi)(フェルッジィーニ)(軽めの赤ワイン)
  3. Felciaino(DOC Bolgheri Rosso)(フェルチャーノ)
  4. Guado de’ Gemoli(DOC Bolgheri Superiore)グアド・デ・ジェモリ),
  5. Grappa,
  6. Vin Santo.

と自家製の美味しいエキストラバージオリーブオイルのかかったパンと
ワイン4種そしてグラッパ、ヴィンサントまで試飲できました!

グアド・デュ・ジェモリ

グアド・デュ・ジェモリ

そしてこれが話題の、GUADO DE GEMOLI(グアド・デ・ジェモリ)です。2009年の100点満点のではなかったですが、甘いようなコクのある味が口に広がりとても美味しかったです!(50ユーロで売られていました!やすい?)
カベルネソヴィニオン80%,メルロー20%。
ステンレスタンクで発酵させ、バリックに18カ月(50%は新しいバリック樽、50%は2度使用のバリック)。

また生産本数は少ないので試飲はさせてもらえませんでしたが、ブドウの品種100%のIGTワイン、(カベルネフランライン、カベルネソーヴィニオンライン、メルローライン)も生産していましてこれも評価が高い!(そしてお値段も一本60ユーロ。)

2010年からは完全にビオワイン(有機栽培)を生産しているとのことです。
アグリツーリズも併設していますので、ゆっくり滞在してボルゲリ地区を楽しむのもいいですね!
(予約代行、お車手配、アテンド承ります。お問い合わせください。)

ジョヴァンニ・キャッピーニワイナリーで試飲

 

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