いわゆるトスカーナ伝統料理のご紹介





日本にいますと「イタリア料理」でまとめられますが、地区によってかなり料理も変わってきます。
ピエモンテ、トスカーナ、ローマ、ナポリ、プーリア、シチリアと。
だから料理の勉強で留学された料理人の人たちは、3ヶ月〜半年間滞在しては、転々と引越しでいろんな料理を学んで帰られています。

最近は、シェフがフランス料理のようにソースやらお皿に飾り付けなどに凝って、見たことのない料理であっと驚かせるレストランも多くなってきていますが、
ここではトスカーナの伝統料理をご紹介。

典型的なフィレンツェ料理(トスカーナ料理)
Piatti Tipici Toscani.
Piatti tradizionali di Firenze(フィレンツェの伝統料理)

が食べられるお店がフィレンツェにはすごく多いのです。

当たり前のようですが、、、日本だと、典型的な東京の料理、大阪の料理、、、ってお店ありますか?

まず、典型的なトスカーナ料理のメニューのご紹介です。


お通し:塩のきいていないトスカーナのパンもしくはスキャチャータ(オリーブオイルの入っている塩味のきいたパン)
(これに 料理が出てくる間の待ち時間に、テーブルにあるオリーブオイルと塩をつけて食べる。)

前菜に、Affettati Misti 生ハム(トスカーナの塩味の強めな生ハム、もしくは、シエナのチンタセネーゼ)、フィノッキオーナ(フェンネルの種の入ったサラミのようなもの)サラミ、など。
盛り合わせでチーズがついているものも頼むと、
チーズはペコリーノ(羊の塩味の強めで味の濃いチーズ。匂いはそれほど強くない。)系。

ブリュスケッタ:焼いたトスカーナパンに、ダイス状に切ったトマトをのせる。(トマトにはオリーブオイル、ハーブ系で味付けされている)。
レバーベーストがついているもの。(鶏肉のレバー。アンチョビ、ケッパー、玉ねぎ、人参、バター、ミルクなどの材料で作られているので栄養満点)
レバーペースト

第一の皿に、パッパ・アル・ポモドーロ(パンのトマトソース煮込み)

リボリータ(パンの野菜煮込み。黒キャベツなど)
トリッパ(牛の胃袋のトマト煮。夏は、レモンやパセリで冷たくサラダっぽくも食べられる)
ピチ(シエナのパスタで細いうどんのような麺のパスタ)
など。

第二の皿:ビステッカ(いわゆる、T-ボーンステーキです。)
アリスタ(豚肉のステーキ)
レッソ(牛肉などを茹でたもの。その出汁にトルテリーニを入れて第一の皿に。お肉は、サルサヴェルデをつけて食べる。冬の料理)
など、

 

そしてデザートは

ビスコッティ+ヴィンサント

デザート:ビスコッティ+ヴィンサント

 

 

 

 

スキャッチャータ アッラ フィオレンティーナ

スキャッチャータ アッラ フィオレンティーナ

 

ざっくりと書きましたが、この定番メニュー、作るレストランによって味も多少違ってきます。

家庭でもよく作られるレシピですが、レストランで良い素材で丁寧に作られた料理はやはり美味しいです。

フィレンツェの最も老舗のおすすめレストランの一つ
Ristorante Buca Lapi (ブーカラーピ)
Via Del Trebbio 1r FIrenze

よくガイドブックや雑誌でも紹介されていますし、芸能人とかのサインもあります。
老舗の貫禄。場所もとても便利なところにあります。
お店のスタッフも、さりげなく気が利いています。
一品一品丁寧に作られていている感じがします。
ビステッカも100gあたり他のお店よりは少しだけ高めですが、美味しいお肉で、さすが、という感じです。
VILLA ANTINORIのすぐ近くで、ANTINORIのワインが充実しています。

イタリア留学中のみなさんはシェアハウスで自炊が多いかと思いますが、、ご家族やお友達が遊びに来た時は、ぜひ、一緒に美味しいレストランヘ!


コメントを残す

CAPTCHA


カラコン つけまつ毛