便利になった、イタリア留学中のお金の管理。
日本の銀行で作成してもらった、海外使用のプリペイドカードで気軽に現金が引き出せます。
しかし、一方、カードをスキミングされるという被害も増えているのです。
フィレンツェでは旧市街の広場や、居酒屋、バールなどでWi-FIフリーのところが多く、パスワードなしでネットにつながるところなどが多くて非常に便利です。しかし、そのような場所で、銀行の口座のパスワードを入れたりするのは危険ですね。
どこの誰がアクセスしているかわかりません。
また、街中のATM で現金「ユーロ」を引き出すこともできますが、イタリアのATMは通り沿いにあり、日本のように電話ボックスのような建物の中にあるわけではありません。
そうしますと、カードを入れるところにデータを−盗むようなものをつけたり、小さなカメラで暗証番号を録画したりなどの工作もしやすいのではないかと思います。
ちなみに、日本語で「カードをスキミングされた」と言いますが、イタリア語では「SKIMMING]もしくは「PHISHING」といいます。
またクレジットカードも最近はサインなしで、番号だけで買い物もできますので、あまり気軽にいろんなところで使用しますと、怖いですね。結構頻繁に被害に合った人の話を聞きます。
さて、被害にあってしまったら、どうするか?
警察に届け出をだして、証明書を作ってもらわなくてはなりません。
これがなければ、カード会社や保険会社に請求もできないのです。
警察署は、POLIZIAもしくはCARABINIERIの二つがありますが、どちらでも大丈夫です。
フィレンツェのVia ZARA 2の警察署は24時間やっていて、とても親切に対応してくれました。
パスポートなどの身分証明書と被害を証明できる何かを持参していきましょう。
まずは、受付で、
「被害届けに来ました」といいましょう。
Sono venuta per fare una denuncia.(ソノ ヴェヌータ ペル ファーレ ウナ デヌンチャ)
「プリペイドカードの被害届けです。」
Una denuncia per il Furto della Carta Prepagato(カルタ プレパガート) / Carta di Credito.
Hanno fatto phishing/Skimming.
すぐに中に通してくれます。
(ああ、、またか、、みたいな感じです)
できればこんな状況には出くわしたくないですが、、、、。
いざ、という時は、落ち着いて、
ついでに以下の言葉も覚えておくと便利ですね。
FRODI=詐欺
TRUFFA=詐欺、だます
CLONAZIONE=クローンされた=つまりコピーされる。