語学学校編
- 日本の文化を伝えられる、写真など。また日本の基本的な情報。人口、天皇の説明等など
語学学校のクラスで各生徒の自分の国についての「発表会」というのはおきまりのパターン。だいたいどこの学校でもやらされます。そんなとき、意外に日本のことを語れない自分に気が付きます。そこで困らないように、事前に調べておくといいでしょう。私はいつも簡単に「日本の人口はイタリアの倍で、面積はイタリアとだいたい同じくらい」と説明するようにしています。 - イタリア語の文法の本〔日本語で書いてあるのも)
語学学校の授業はイタリア語のみで行われる為に、(たとえ初級であっても、、)文法をちゃんと日本で勉強してきた人でも、文法用語がイタリア語になると学校で「いったいなんの説明をしてんだか、、」とパニック状態になります。日本で使用してきた文法の本に、「先立未来=Futuro Anteriore」といった具合に書き込み頭を一度整理するとよいでしょう。
また一度日本語で文法を理解し、イタリア語でその後説明を聞くとよろいクリアに理解できることでしょう。あると無いでは大違い! - 和食関係
語学学校でのパーティーで「自分の国の料理を持ち寄ってくること!」
というのが定番であります。 だいたい、月の最後の夕食を学校の大部屋を使ってやったりまします。日本人学生同士がチームになり「焼きおにぎり」「卵焼き」「鳥のから揚げ」など、外国人もなじめそうな和食を作ったりするのですが、そんな時、日本から簡単に作れる和食セットを持参しておくと便利!
また日本らしいお菓子なども喜ばれます。
専門学校編
- 和文化、日本芸術の作品集など
我々日本人がイタリアにアートを勉強しに行くのは、イタリアのアートが好きだからであって、必ずしもその分野における日本のものに詳しいわけではありませんよね。イタリア料理を習いに来たからといって、日本料理が得意なわけではありません。むしろ、普通のイタリア人よりイタリア料理について詳しかったりします。日本にいる外人が日本文化について詳しいように。
しかし、いろんな国の生徒と一緒に作品を作っていると、「オリジナリティー」をだすのにやはり「自分はオリエンタルなのだから」と「和」に興味を持ちはじめたりするもんです。外国に行って初めて日本のよさを知る、、といった感覚です。
また他の生徒や先生から「日本ではどうなの?」と頻繁に聞かれたりするので、そんなとき参考書を一冊でも持っていっておくと便利でしょう。 - 自分の今まで作った作品の写真など
趣味で作ったりしている人でも自分の今までの作品集などを持ち歩いていれば、より自分のやりたいこと、好きなことが相手に伝わり会話も弾むことでしょう。
生活一般編
- 夏はどこでもベーブ他、「蚊」対策!
そうです「蚊」対策です!!「網戸」 というものがあまり普及していないのと、野外で食事をよくするこの国では、「蚊」の攻撃を受ける機会が多いのです。去年〔2003年)の猛暑で苦しんだイタリア人ですがクーラー普及も今年は以前に比べてほんのすこ~しだけ増えましたが、基本的に無いところが多いです。つまり窓開けっ放し、蚊入り放題。日本でよく目にする蚊取り線香はこっちでも同じものが売っていてびっくりしますが〔煙が出るのでお庭用)、他にも部屋用に灰の落ちない香りだけのベープは売っていますが、蚊そのものの数が日本(東京)より圧倒的に多いフィレンツェ、そして何故かよく刺される日本人の肌、、(私、、)。そんな「蚊の悩み」を去年の夏の終わりに日本の友人にメールで嘆いていたところ、「どこでもベープ」の存在を知らされ、「来年こそは」とGETしたのです。日本にいた時にはそんなもの目にもとまらなかったのですが、今では超愛用!鞄の中にはどこでもベープを常に携帯し、自己防衛!皆さんも是非お薦めします。夜、レストラン〔室内でも蚊はいます)などに行く時は必ず足元におきましょう。そして、珍しいものをみるとすぐに「それな~に?」と聞いてくるイタリア人に自慢げに説明し、「日本ってすごい~テクノロジー!〔テクノロジーか?)」と驚かせるのもまた楽しいのです。 また、蚊にさされた後の薬や、蚊防止のスプレーも存在はするのですが、なかなか売っていないので、日本で買ってきたほうがよろしいでしょう。 - 目薬などの薬
イタリアで病気になったらイタリアの薬のほうが効くかとは思いますが、ちょっと薬局で、、、といっても日本のドラッグストアのように豊富な品そろえではありません。簡単な胃腸や、目薬、風邪薬など持参されると便利でしょう。 - 和食や和菓子
イタリアでは(というかヨーロッパでは)和食がちょっとしたブームです。学校で仲良くなったりすると、「和食を食べてみたい!作ってほしい」というリスエストを受ける確率が高いでしょう。
そんなとき、ちょっとした和食の材料があれば簡単につくれます。イタリアのエスニックスーパーにも多少売ってますが、スーツケースのスペースに余裕があるのなら持参されると何かと便利でしょう。海外に住んでいる日本人へのお土産としてもまず喜ばれること間違いなしです。お世話になるイタリア人への簡単なお土産をご用意されたい場は「カラフルな砂糖菓子」。特に「お寿司」や桜などの花になってたりするとさらにいいかもしれまん。喜ばれること間違いないでしょう。おせんべいのような塩っぽいものより、甘いもののほうがイタリア人ウケします。成田など空港で売ってますので、用意するのも便利ですしね。高価なものでなくていいのです
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